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集団塾の宿題が終わらないときの見直し方 睡眠時間から平日の時間を逆算する

公開 2026年10月21日

#家庭学習#生活リズム#親の関わり
睡眠時間 起床時刻から就寝時刻を決める
平日の予定 家庭学習に使える時間を出す
先生へ相談 時間に入らない宿題の優先順位を決める
終わるまで就寝を延ばす前に、睡眠時間を確保できる予定を考えます。

集団塾の宿題が終わらないと、「寝る時間を遅らせてでも終わらせるべき?」と迷うかもしれません。 ただ、厚生労働省の睡眠ガイドは、小学生は9〜12時間を参考に睡眠時間を確保するよう推奨しています。 まず就寝時刻を決め、そこから逆算して平日の家庭学習に使える時間を出します。 入りきらない宿題は「選んでやる」「今週はやらない」に分ける案を作り、先生に相談します。 この記事では、時間の割り出し方と、宿題の優先順位の決め方を整理します。

最初に決める睡眠時間:小学生は9〜12時間

厚生労働省の睡眠ガイドは、小学生の睡眠時間の目安を9〜12時間としています。 同じガイドは、睡眠不足で学業成績や生活の質が低下することなどが報告されているとしています。 宿題を終えるために睡眠を削る予定にせず、先に睡眠時間を確保します。

起床時刻から睡眠時間をさかのぼり、就寝時刻を決めます。 その時刻を、宿題が終わったかどうかで毎晩延ばす形にしないよう、親子で共有してください。 睡眠の悩みが続くときは、かかりつけの医療機関に相談してください。

平日に使える時間の割り出し方(計算例)

次の表は、起床6時30分・睡眠9時間とした場合の例です。 この場合、就寝時刻は21時30分になります。 睡眠9時間は計算例の前提で、どの家庭も同じ時間にそろえるという意味ではありません。

項目例の前提・各家庭で入れる内容
起床時刻6時30分(例)
睡眠時間9時間(例)
就寝時刻21時30分(例)
学校からの帰宅各家庭で入れる:帰宅時刻
集団塾・個別指導塾の予定各家庭で入れる:授業と往復に使う時間
夕食・入浴・翌日の準備など各家庭で入れる:生活に必要な時間
休息などの予定各家庭で入れる:家庭学習以外に取っておく時間
家庭学習に使える時間就寝時刻から逆算して残る時間

帰宅から就寝までの予定を並べ、授業や移動、食事などに使う時間を入れます。 家庭学習に使えるのは、これらを入れたうえで就寝時刻から逆算して残る時間です。 集団塾や個別指導塾へ行く日と、行かない日は分けて書いてください。 机に向かう時間だけでなく、丸つけや解き直しも家庭学習の予定に含めます。

時間が足りない日は、足りない分を睡眠から引くのではなく、宿題の分け方を見直します。

宿題の分け方:必ずやる・選んでやる・今週はやらない

まず、出ている宿題を教材と範囲が分かる形で書き出します。 子どもと一緒に、どこで手が止まったか、何が残っているかを確認します。 そのうえで、先生に相談するための案として、次のように分けます。

分け方相談する内容
必ずやる今の学習で先に取り組む範囲を確認する
選んでやる同じ範囲の中で、どの問題を選ぶか確認する
今週はやらない今週は見送る範囲と、後で取り組む必要があるかを確認する

この表は、どの問題を省いてよいかを一律に決めるものではありません。 「必ずやる」の範囲だけでも時間に入らないなら、そのことも先生へ伝えます。 新しい課題を足す前に、今ある宿題をどこまで進めるかを決めてください。

先生への相談のしかた

「全部やらないと、授業についていけなくなるのでは」と心配になるかもしれません。 どれを優先するかは、通っている集団塾・個別指導塾の先生に、子どもの状況を伝えて決めます。 相談するときは、「宿題が多い」だけでなく、予定と実際の取り組みを見せます。

  • 起床時刻と就寝時刻、家庭学習に使える時間を伝えます。
  • 取り組んだ範囲と、終わらなかった範囲を示します。
  • 自分で進められた問題と、手が止まった問題を分けて伝えます。
  • 優先する範囲と、今週は見送ってよい範囲を確認します。
  • 見直した宿題で進めた後、いつ状況を確認するかを相談します。

たとえば「就寝時刻を守ると、この範囲が残ります。先に取り組む問題を相談したいです」と伝えます。 子どもの説明も聞きながら、次に取り組む教材と範囲を親子で共有してください。

家庭学習を主軸に組み直す場合も、宿題が終わらないという理由だけで急いで決める必要はありません。 何を家庭で進め、どこに説明や支援が必要かを分けて考えます。

寝る前のスマホ・ゲームの扱い

厚生労働省の睡眠ガイドは、テレビやゲーム・スマホなどのスクリーンタイムは2時間以下が推奨されているとしています。 同じガイドは、デジタル機器を寝室に持ち込まず、電源を切って別の部屋に置くよう勧めています。 また、寝そべりながらの使用は、寝つきや睡眠の質の悪化につながるとしています。

家庭では、宿題の終わり方と合わせて、スマホやゲームを使い終えた後の置き場所も決めておきます。 宿題が早く終わった日も、就寝時刻まで画面を見続ける予定にしないよう話し合います。 利用時間の実態と家庭での決め方は、ゲーム・スマホのルールのガイドにまとめています。 家庭学習で画面や本を見るときの距離・休憩・机の明るさは、目の休ませ方と机の明るさのガイドにまとめています。

今の平日を見直す際は、学校や集団塾・個別指導塾への移動も予定に含めてください。 中学入学後の起床・通学・帰宅の組み立ては、中学生の電車通学と定期券にまとめています。 学校を選ぶときも、毎日の移動と帰宅後の生活を合わせて考えます。

出典は次の公式資料です。

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