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中学受験のゲーム・スマホのルール 小学生の利用時間の実態から親子で決める

公開 2026年10月22日

#家庭学習#生活リズム#親の関わり
ネット利用 98.5%が利用
平日の平均 1日あたり約3時間54分(利用機器の合計)
3時間以上 平日に利用する割合は61.7%
家庭のルール 83.8%が「決めている」と回答
利用内容 上位は動画視聴88.8%・ゲーム85.5%
こども家庭庁の令和7年度調査による小学生(10歳以上)の実態で、利用時間は勉強など目的を問わない合計です。

「受験が終わるまでゲームやスマホを禁止すべき?」と迷うことはありませんか。 ただ、禁止するかどうかだけでは、使う時間や場所は決まりません。 こども家庭庁の令和7年度調査では、小学生(10歳以上)の平日のネット利用は平均約3時間54分でした。 家庭のルールを決めていると答えた小学生(10歳以上)は83.8%です。 ルールを決めている青少年(小・中・高)全体では、「利用する時間」が最も多く挙がっています。 受験期は、時間・場所・困ったときの相談を親子で決め、紙に書き出して機器の設定と組み合わせます。 この記事では、利用の実態と、家庭に合うルールの決め方を整理します。

小学生のネット利用の実態:令和7年度の調査から

こども家庭庁の令和7年度調査では、小学生(10歳以上)の98.5%がネットを利用していると答えています。 平日1日あたりの平均利用時間は、利用機器の合計で233.6分(約3時間54分)です。 平均には「使っていない」を0分として含みます。 また、勉強など目的を問わない合計であり、ゲームや動画だけの時間ではありません。

同じ調査で、その機器でネットを使う小学生(10歳以上)の平日の平均利用時間は、次のとおりです。

利用する機器平日1日あたりの平均利用時間
スマートフォン109.1分
テレビ83.5分
自宅用のパソコンやタブレット等72.3分
ゲーム機68.6分
学校から配布・指定されたパソコンやタブレット等48.1分

表はこども家庭庁の令和7年度調査によるものです。 機器ごとに利用者が異なるため、表の時間を足して合計を出すものではありません。 利用内容では、小学生(10歳以上)の動画視聴が88.8%、ゲームが85.5%、勉強・習い事が58.3%でした。

厚生労働省の睡眠ガイドは、小・中・高校生のスクリーンタイムは2時間以下が推奨されているとしています。 一方、上の調査の利用時間には、勉強なども含まれます。 調査の平均を家庭の上限にしたり、睡眠ガイドの目安とそのまま比べたりはできません。 寝る前の扱いは、宿題と睡眠のガイドにまとめています。

家庭のルールで多いのは「利用する時間」

こども家庭庁の令和7年度調査では、家庭のルールを決めている小学生(10歳以上)は83.8%でした。 次の表は、ルールを決めている青少年(小・中・高)全体の回答です。 小学生(10歳以上)だけの割合ではありません。

ルールの内容決めている割合
利用する時間73.5%
困ったときにはすぐに保護者に相談する52.4%
ゲームやアプリの利用料金の上限や課金の利用方法47.2%
利用するサイトやアプリの内容44.7%
利用する場所28.2%

出典は、こども家庭庁の令和7年度調査です。 これらは家庭で決めている内容の実態で、ルールの効果を示す数値ではありません。 家庭で話し合う項目を選ぶ手がかりにしてください。

受験期のルールの決め方:時間・場所・困ったときの相談

まず、子どもが何を楽しんでいるか、どこで区切りたいかを聞きます。 そのうえで、家庭学習や食事などの予定と合わせ、使う時間と終わり方を話し合ってください。 受験が終わるまで禁止するかどうかだけでなく、家庭で続けられる使い方を考えます。

決め方の例は、次のとおりです。

  • 時間:使い始めるタイミングと、終える合図を決めます。
  • 場所:家のどこで使い、使い終わったらどこに置くかを決めます。
  • 相談:困った画面ややり取りがあったとき、誰に伝えるかを決めます。
  • 課金:料金の上限や、支払う前に保護者に確認する方法を決めます。
  • 内容:利用するサイトやアプリを、親子で確認します。

親が不在の時間に使う場合も、終えたことや困ったことをどう伝えるかまで話し合います。 家庭学習と保護者の役割分担は、共働き家庭の中学受験も参考にしてください。

決めたルールを書き出して見直す

話し合った内容は、親子が読み返せるように紙に書き出します。 「使いすぎない」だけでなく、時間・場所・相談先など、決めた内容を具体的に残してください。 子どもと保護者が、それぞれ同じ意味で受け取っているかも確かめます。

書き出す用紙には、こども家庭庁のルール記入用リーフレットを使えます。 決まっていない項目は、親子で相談しながら埋めていきます。 予定が変わったときや守りにくいところが出たときは、理由を聞いて書き直してください。 何を変えるかと合わせて、次にいつ見直すかも決めておきます。

機器の設定との組み合わせ

こども家庭庁の令和7年度調査では、子どもがスマートフォンを使う保護者の85.8%が利用を管理していました。 これは青少年(小・中・高)の保護者全体の数値です。 小学生(10歳以上)の保護者だけの割合ではありません。 同じ対象の取組では、次の回答が上位でした。

  • フィルタリングを使う:49.2%
  • 対象年齢にあったサービスやアプリを使わせる:42.1%
  • 利用してもよい時間や場所を決める:38.4%

これらも、こども家庭庁の令和7年度調査の数値です。 家庭で決めたルールと合わせ、ゲーム機やスマートフォンの保護者向けの設定(ペアレンタルコントロール)を確認します。 どの設定を使うかは子どもにも伝え、決めた内容と食い違いがないか確かめてください。

詳しい安全設定や相談窓口は、こども家庭庁の普及啓発リーフレット集で確認できます。 ルールを決める際のヒントも紹介されています。

出典は次の公式資料です。

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