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都立中高一貫校10校の報告書と適性検査の配点 2027年度募集要項の総合成績の出し方

公開 2026年10月22日

#公立中高一貫#適性検査#入試準備
報告書 5年と6年の各教科の評定(3・2・1)を学校ごとの別表で点数にする
適性検査 各100点満点の得点を学校ごとの倍率で換算する
総合成績 報告書と適性検査の換算後の点数の合計。この順に合格候補者を決める
都立中高一貫校10校の2027年度(令和9年度)一般枠募集の募集要項から(武蔵高等学校附属中学校は2026年度の要項)

都立中高一貫校の一般枠募集では、小学校が作る報告書の5年と6年の各教科の評定を点数にします。 報告書の点数と適性検査の得点をそれぞれ換算し、合計した総合成績の順に合格候補者を決めます。 換算の仕方は学校ごとに違い、総合成績のうち報告書の配点は200〜400点です。 総合成績の満点は8校が1000点、小石川中等教育学校が800点です。 武蔵高等学校附属中学校は、2026年度(令和8年度)の要項で1600点です。

この記事では、2027年度(令和9年度)の一般枠募集について、報告書の点数化と10校の配点を整理します。 年度は、入学する年度を指します。 武蔵高等学校附属中学校のみ、2026年度(令和8年度)の要項を使っています。

報告書に書かれることと点数になる部分

報告書は小学校長が作ります。 東京都教育委員会の2027年度(令和9年度)実施要綱では、次の記載事項を定めています。

  • 学籍の記録
  • 各教科の学習の記録
  • 総合的な学習の時間の記録
  • 特別活動の記録
  • 行動の記録
  • 総合所見

各教科の評定は、3・2・1の3段階です。 5年の記録は、小学校児童指導要録に基づいて記入します。 6年の記録は、1学期と2学期の評価等を十分に参考にし、2026年(令和8年)12月31日現在の評価等を記入します。

点数にするのは、各教科の学習の記録の評定です。 点数化の方法は、各校長が定めます。 小石川・桜修館・武蔵の要項では、総合的な学習の時間の記録など、ほかの欄は点数化しないと明記されています。

次の表は、小石川中等教育学校の2027年度(令和9年度)生徒募集要項にある報告書点の別表です。 評定3は25点、評定2は20点、評定1は5点になります。 9教科を5年と6年の2学年分合わせ、報告書点は450点満点です。

教科評定3評定2評定1
国語・社会・算数・理科・音楽・図画工作・家庭・体育・外国語活動の各教科(5年・6年とも)25点20点5点
学年ごとの満点225点——
報告書点の満点(5年+6年)450点——

この表は小石川の例です。 ほかの学校では、評定を点数にする別表や報告書の満点が異なります。 次の10校の配点表では、報告書の満点と、総合成績に加えるために換算した点数を分けて載せています。

10校の配点

各校の2027年度(令和9年度)生徒募集要項から、一般枠募集の総合成績の算出方法をまとめました。 武蔵高等学校附属中学校は、2026年10月22日時点で学校サイトに2027年度の要項が見当たりませんでした。 そのため、同校のみ2026年度(令和8年度)の要項の値を載せています。 表のⅠ・Ⅱ・Ⅲは、適性検査Ⅰ・適性検査Ⅱ・適性検査Ⅲを表します。

学校報告書の満点→換算後適性検査の換算後総合成績の満点報告書の割合
小石川中等教育学校450点→200点Ⅰ〜Ⅲの合計300点→600点800点25%
白鷗高等学校附属中学校360点→250点Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 各100点→各250点(計750点)1000点25%
両国高等学校附属中学校720点→200点Ⅰ×3=300点、Ⅱ×2=200点、Ⅲ×3=300点(計800点)1000点20%
桜修館中等教育学校450点→200点Ⅰ 100点→200点、Ⅱ 100点→600点(計800点)1000点20%
富士高等学校附属中学校450点→300点Ⅰ→200点、Ⅱ→200点、Ⅲ→300点(計700点)1000点30%
大泉高等学校附属中学校540点→300点Ⅰ×2=200点、Ⅱ×2=200点、Ⅲ×3=300点(計700点)1000点30%
南多摩中等教育学校360点→200点Ⅰ・Ⅱ(各100点)→計800点1000点20%
立川国際中等教育学校360点→250点Ⅰ 100点→250点、Ⅱ 100点→500点(計750点)1000点25%
武蔵高等学校附属中学校(2026年度の要項)450点→400点Ⅰ〜Ⅲの合計300点×4=1200点1600点25%
三鷹中等教育学校720点→200点Ⅰ 100点→300点、Ⅱ 100点→500点(計800点)1000点20%

表の報告書の割合は、報告書の換算後の点数を総合成績の満点で割った、当サイトの計算値です。 適性検査の問題の構成は、学校ごとに異なります。 共同作成問題と独自問題の構成は、各校の募集要項と出題の基本方針で確かめてください。

特別枠と海外帰国・在京外国人生徒枠は別の方法

一般枠とは別の募集枠では、検査方法と配点も異なります。 小石川中等教育学校の2027年度(令和9年度)特別枠募集は、報告書点450点を100点に換算します。 これに作文400点と面接500点を合わせ、総合成績は1000点満点です。 白鷗高等学校附属中学校の同年度の海外帰国・在京外国人生徒枠募集は、作文600点と面接400点の1000点満点です。

この記事の10校の配点表は、一般枠募集のみを扱っています。 ほかの募集枠の配点には当てはめられません。

本人得点の開示

受検者または保護者は、受検した学校の校長に、適性検査等の本人得点の開示を請求できます。 開示請求書を使い、受検票や身分証明書など、本人確認ができるものを示します。 保護者が請求する場合は、受検票と保護者の本人確認書類の両方が必要です。 電子申請でも請求できます。

数字を見るときの注意

  • 配点は2027年度(令和9年度)の募集要項の値で、年度によって変わることがあります。
  • 武蔵高等学校附属中学校は、2026年度(令和8年度)の募集要項の値です。
  • 表の報告書の割合は、当サイトが計算した値です。
  • 合格に必要な点数や合格者の平均点は、この記事では扱いません。

出願・検査の日程は、首都圏の公立中高一貫校の2027年度入試日程にまとめています。 倍率は、都立中高一貫校10校の倍率で確認できます。 過去の問題は、適性検査の問題を公式に見られる場所で案内しています。

出典は次の公式資料です。

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