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中学の部活動の地域展開 2026〜2031年度に休日の部活動はどう変わるか、公立・私立で確かめること

公開 2026年10月22日

#学校選び#親の関わり#説明会
2023〜2025年度 改革推進期間:休日の部活動改革を段階的に進める
2026〜2028年度 改革実行期間の前期:終了時に中間評価
2029〜2031年度 改革実行期間の後期:期間内に休日の地域展開の実現を目指す
国の総合的なガイドライン(令和7年〔2025年〕12月)と東京都の推進計画(令和8年〔2026年〕3月)による時系列です。

文部科学省は、令和8〜13年度(2026〜2031年度)の6年間を、部活動の「改革実行期間」としています。 この間に、原則すべての休日の学校部活動を地域クラブ活動などへ移す「地域展開」を目指しています。 主な対象は公立中学校です。 私立中学校は、学校の実情に応じて取り組むことが望ましいとされています。 一方、週2日以上の休養日や活動時間の目安は、私立も含めたすべての中学校の部活動が対象です。

「中学の部活動はなくなるのか」と気になるかもしれません。 ただ、国の目標だけでは、進学先の活動がどう変わるかまでは分かりません。 この記事では、制度の内容と、公立中・私立中それぞれで確かめたいことを整理します。

改革実行期間の6年間で目指すこと

国のガイドラインは、休日の部活動について、改革実行期間内に原則すべての学校部活動で地域展開を実現することを目指しています。 前期は令和8〜10年度(2026〜2028年度)、後期は令和11〜13年度(2029〜2031年度)です。 前期の終了時に、中間評価を行います。

まだ着手していない自治体も、前期の間に休日の地域展開などに着手する方針です。 ただし、中山間地域や離島など、特殊な事情で地域展開が難しい地域もあります。 そうした場合は、当面、部活動指導員の配置などを進めるとされています。

平日の活動は、休日と同じ方針が決まっているわけではありません。 国が実現可能な活動の在り方や課題への対応策を検証し、中間評価の段階で改めて取組方針を作ります。 自治体ごとに進み方が違うため、地元の区市町村の案内で予定を確かめてください。

公立中と私立中で何が違うか

ガイドラインの主な対象は、公立中学校などの生徒の活動です。 義務教育学校の後期課程、中等教育学校の前期課程、特別支援学校の中学部も含まれます。 国立・私立中学校などは、内容を参考に、学校の実情に応じて必要な取組を進めることが望ましいとされています。

ただし、「学校部活動の在り方」の章は、国立・私立を含むすべての中学校などの学校部活動が対象です。 ここには、活動時間や休養日の目安が含まれます。

私立中学校で休日の部活動がどう変わるかは、学校ごとに違います。 現在の活動だけでなく、今後の予定も説明会で確かめてください。

活動時間と休養日の目安

国のガイドラインが示す学校部活動の目安は、次のとおりです。 私立中学校の部活動も対象です。

項目目安
休養日週2日以上
平日の活動時間長くとも1日2時間程度
休日の活動時間長くとも1日3時間程度
週当たりの活動時間11時間程度の範囲内
長期休業中一定期間のオフシーズンを設定

学校部活動と地域クラブ活動の両方に参加する場合などは、活動全体を通算して週11時間程度の範囲内とします。 学校と地域クラブを別々に見るのではなく、子どもが参加する活動を合わせて確かめます。

地域クラブ活動の参加費

参加費などの受益者負担について、国は金額の目安などを示すとしています。 自治体の間で負担の水準に大きなばらつきが出ないようにするためです。 また、地域クラブ活動には、維持・運営に必要な範囲で、可能な限り低廉な参加費などを設定することが求められています。

家庭の経済格差が体験格差につながらないよう、経済的に困窮する世帯の生徒への支援は、確実に措置することが必要とされています。 実際の参加費や支援の内容は、住んでいる区市町村の推進計画と案内で確かめてください。

東京都の現状:休日に活動する運動部は72.4%

東京都教育委員会の令和7年度(2025年度)の調査では、都内公立中学校等の部活動の状況は次のとおりでした。

項目運動部文化部
設置数5,113部2,980部
休日に活動している割合72.4%19.2%
部活動指導員が配置されている割合23.4%11.0%

出典は、東京都の「東京都における中学校の部活動改革に関する推進計画」です。 調査対象の「都内公立中学校等」には、公立中学校のほか、義務教育学校の後期課程、中等教育学校の前期課程、特別支援学校の中学部を含みます。 私立中学校を含む調査ではありません。

都は、令和5年度(2023年度)からの3年間を「改革推進期間」として、休日の部活動改革を段階的に進めてきました。 令和8年(2026年)3月には推進計画を作り、区市町村はこれを参考に取り組むとしています。 上の表は調査時点の状況なので、現在の実施状況や今後の予定は、各区市町村の案内で確かめてください。

説明会と入学前に確かめること

公立中学校に進む場合は、地元の区市町村の案内を確認し、分からない点を問い合わせます。

  • 休日の学校部活動を地域クラブ活動などへ移す予定
  • 地域クラブの参加費と、費用の支援の内容
  • 活動場所と、そこまでの移動方法

私立中学校では、学校の説明会や入学前の案内で確かめます。

  • 休日の活動の有無と活動時間
  • 外部指導者の有無
  • 活動が終わった後の帰宅時刻

学校見学全体の確認項目は、説明会・学校見学で見るポイントにまとめています。 活動後の帰宅時刻を含む生活の組み立て方は、中学生の電車通学と定期券を参考にしてください。 学校までの通学に加えて、休日の活動場所まで通えるかも、親子で確かめておきましょう。

出典は次の公式資料です。

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