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朝の通学電車の混雑率 東京圏の主要31区間(2025年度)と、中学の電車通学で確かめること

公開 2026年10月22日

#通いやすさ#通学時間#沿線
100% 座席につくか、座席前の吊革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができる。
150% 肩が触れ合わない程度。ドア付近の人が多くなる。
180% 肩が触れ合い、やや圧迫感がある。ドア付近の人は窮屈となり、体の向きを変えるのが困難となる。
200% 体が触れ合い、相当圧迫感がある。ドア付近の人は身動きがとれない。
国土交通省 都市鉄道の混雑率調査(令和7年度〈2025年度〉実績、2026年7月公表)の混雑率の目安による。

国土交通省の調査では、2025年度の東京圏の主要31区間の平均混雑率は143%で、前年度より4ポイント上がりました。 31区間のうちもっとも高いのは、東京メトロ日比谷線(三ノ輪→入谷)の163%です。 東京メトロ東西線(木場→門前仲町)とJR総武線快速(新小岩→錦糸町)の160%が続きます。 混雑率150%は「肩が触れ合わない程度。ドア付近の人が多くなる」が目安です。

表の混雑率は、路線全体や朝のすべての時間帯を表す数字ではありません。 この記事では、混雑率の読み方と主要31区間の値、実際の通学時間帯に確かめることを整理します。

混雑率とは

この調査の混雑率は、最混雑時間帯1時間の平均です。 主に2025年10月〜11月の1日、または複数日の乗車人員データを基に計算されています。 国土交通省が令和8年(2026年)7月28日に、令和7年度(2025年度)の調査結果を公表しました。

表にある主要区間は、国土交通省が継続的に混雑率の統計をとっている区間などです。 区間だけでなく、時間帯と方向も決まっています。 方向は、表の矢印の向きで確かめてください。 反対方向や別の時間帯、別の区間の混雑は、この表からは分かりません。 東京メトロ各線は、2025年度から平日5日間の平均に変わっています。

冒頭の混雑率の目安は、国土交通省の資料の表現をそのまま載せています。 目安と表の値を見比べたうえで、子どもが実際に使う経路を確かめましょう。

東京圏の主要31区間の混雑率(2025年度)

次の表は、国土交通省「資料2 三大都市圏の主要区間の混雑率(2025)」によるものです。 資料の順に、区間・方向・時間帯を含めて載せています。 この31区間に、180%を超える区間はありませんでした。 もっとも低いのは、JR中央線緩行(代々木→千駄ヶ谷)の93%です。

事業者路線区間時間帯混雑率
東武伊勢崎線小菅→北千住7:30~8:30142%
東武東上線北池袋→池袋7:40~8:40131%
西武池袋線椎名町→池袋7:33~8:33130%
西武新宿線下落合→高田馬場7:41~8:41148%
京成押上線京成曳舟→押上7:40~8:40157%
京成本線大神宮下→京成船橋7:20~8:20137%
京王京王線下高井戸→明大前7:45~8:45145%
京王井の頭線池ノ上→駒場東大前7:45~8:45125%
小田急小田原線世田谷代田→下北沢7:35~8:35150%
東急東横線祐天寺→中目黒7:50~8:50124%
東急田園都市線池尻大橋→渋谷7:50~8:50138%
京急本線戸部→横浜7:30~8:30120%
都営地下鉄浅草線本所吾妻橋→浅草7:30~8:30123%
都営地下鉄三田線西巣鴨→巣鴨7:40~8:40146%
都営地下鉄新宿線西大島→住吉7:40~8:40152%
東京メトロ日比谷線三ノ輪→入谷7:50~8:50163%
東京メトロ銀座線赤坂見附→溜池山王8:00~9:00153%
東京メトロ丸ノ内線新大塚→茗荷谷8:00~9:00154%
東京メトロ東西線木場→門前仲町7:50~8:50160%
東京メトロ有楽町線東池袋→護国寺7:45~8:45153%
東京メトロ千代田線町屋→西日暮里7:45~8:45150%
東京メトロ半蔵門線渋谷→表参道8:00~9:00111%
JR東日本東海道線川崎→品川7:39~8:39159%
JR東日本横須賀線武蔵小杉→西大井7:26~8:26138%
JR東日本中央線(快速)中野→新宿7:35~8:35158%
JR東日本中央線(緩行)代々木→千駄ヶ谷7:49~8:4993%
JR東日本京浜東北線川口→赤羽7:20~8:20158%
JR東日本常磐線(快速)三河島→日暮里7:26~8:26142%
JR東日本常磐線(緩行)亀有→綾瀬7:19~8:19128%
JR東日本総武線(快速)新小岩→錦糸町7:31~8:31160%
JR東日本総武線(緩行)錦糸町→両国7:34~8:34151%

東京圏の平均混雑率の推移

国土交通省「資料1 三大都市圏の主要区間の平均混雑率の推移(2025)」では、東京圏の31区間の平均が次のように示されています。

年度平均混雑率
2019年度163%
2020年度107%
2021年度108%
2022年度123%
2023年度136%
2024年度139%
2025年度143%

同じ資料によると、1975年度の平均混雑率は221%でした。 これらは東京圏の主要31区間の平均です。 利用予定の区間は、平均の推移と分けて、前の表の方向・時間帯とともに確認してください。

中学の電車通学で確かめること

学校見学や説明会は、通学の時間帯とは違う時刻に行くことがあります。 見学した日の様子だけで決めず、入学後に乗る時間帯に次の点を確かめてください。

  • 学校の始業時刻から逆算し、実際に乗る予定の時刻に一度乗ってみます。
  • 表の区間・方向・時間帯が、子どもの使う経路と合うかを確認します。
  • 使う路線・区間・方向が表にない場合は、各鉄道事業者のウェブサイトで混雑状況を確かめます。表と異なる時間帯についても、事業者の案内を確認してください。
  • 乗り換えの駅を実際に歩き、ホームや通路の様子を確かめます。
  • 乗る車両の位置と、降車後に使う階段や出口の位置を実際に確かめます。

国土交通省の発表でも、主な鉄道事業者の混雑状況は、各事業者のウェブサイト等で紹介されていると案内しています。 表の数字だけで結論を出さず、親子で実際の通学経路を確かめるために使ってください。

家から校門までの通学時間の考え方は、私立中学の通学時間にまとめています。 定期券と朝の生活の準備は、中学生の電車通学と定期券を参考にしてください。 候補の路線を考えるときは、沿線で選ぶ中学受験も使えます。 住所から学校を探すで候補を見つけたら、学校の公式アクセス案内と合わせて朝の経路を確認しましょう。

出典は次の公式資料です。

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